豪雪地帯である新潟県北魚沼郡入広瀬村(現在の魚沼市大栃山)にて大島守一がカクダイ大島産業を創業。当時、木材の伐採・加工と、魚沼地域の特産物「ぜんまい」を雪解け一番に収穫して、丹念に乾燥させて船積み用の乾物食材として神戸などに販路を見出しておりました。
後に昭和24年東京江戸川区平井に東京営業所を開設し、「乾燥ぜんまい」の拡販を主に先代の大島喜三夫が手掛けました。
「乾燥ぜんまい」を水戻しして復元させた「水煮ぜんまい」や製造を開始した「生もやし」を青果市場へ卸すようになりました。また、昭和44年「味付け大豆もやし」を開発、当時画期的な包装資材でありましたロケット包装で販売したところ、大変ご好評を頂きました。
設立以降は販路を求め築地市場への納入を開始。また水産大卸様を通じ仲卸様より多種多様なご要望があり、この頃より佃煮の販売も開始致しました。
以来43年、煮物を中心に素材にこだわった和惣菜の販売に力をいれ、現在に至ります。